ぶどうの木のあれこれ

カウンセリングルーム『ぶどうの木』へようこそ。

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つれづれに、夏  

いやあ。

暑いですね。
外に出ると、むあ~~っとするような灼熱を感じる夏となっています。

ちょっと前までは普通に温かいお茶を出していたのですが、この暑さにたまらず、さいきんルームでは冷たいお茶を、来られた方にお出しするようになりました。
自分もグビグビ飲むので、ポットにたっぷり作っておいても、すぐ無くなってしまいます。

暑いからといって、一日中クーラーの効いた部屋にいても、今度は体が冷えてしまって、だるくなったり腰が痛くなり始めたり(涙)
しょうがないから、ルームで一人で居るときは、窓を全開にし、首に濡れタオルを巻き、うちわをヒステリックに扇ぎながら仕事しています。


暑いですが、夕暮になると、空がきれいになる日もあります。
うっとおしい暑さのときでも、こんな空を見ると少しだけ気持ちがほぐれますね。


     夕空








休みの日は、こんな暑さだと外に出る気にもならず、コーヒー淹れて、本読んでだらだらしています。

愛用のコーヒー道具。


          コーヒー



友達にもらったケメックスのコーヒーポット。
フリーマーケットで手に入れた手動のミル(500円!!)
白楽にある(・・と噂では言われる)焙煎専門のコーヒー屋さんで売っているマンデリン。

どれもが愛着に溢れた物。
このマンデリンは、苦味のある香りが深く、とても重厚な味わい。
芳しいコーヒーの香りを味わっていると、気分が安らいでいきますよね。

今日は完全に自分の趣味だけのお話でした。





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語りと語り方  

蒸し暑く、はっきりしない天気が続いています。
照りつける暑さかと思いきや、一転俄かにかき曇りゲリラ豪雨。
各地で洪水、山崩れなども起きていて、何だか不穏なニュースばかり飛び込んでくるこの頃。

ともかくも夏がやってきました。

歩いてるだけで汗が滴り落ち来る季節になりました。
毎日クーラーにあたりすぎてだるくなってしまうので、夜にマラソンをして汗をじっとりかいて、健康維持に努めています。夜の川の土手は涼しく、かよわい声で虫も鳴き、静かな空気を体で感じることができます。

最近は、空いた時間に少し読み物をしています。

私がここ数年好んで読む本は、向谷地さんが書いた「べてる」関係の本や、宮地尚子さんの本。
一人はソーシャルワーカー、一人は精神科医。二人とも共通しているのは、優しく穏やかに、時にはユーモアも交えながら、人間が持つ様々な「痛み」に照射しているところ。病を抱えた人が懸命に生きていくその悲喜こもごもな姿を、生き生きと描き、「問題」と思われる側面に新しい生き方の意味づけを行なうという視点は、読むたびに新鮮で、思わず笑みが出てしまい、しかし本質をさりげなく着いていることに唸ってしまいします。

        
 

向谷地さんの切り口は、病気や問題を否定的にだけとらえないところ。むしろ症状や問題が発生することの意味について、当事者ともに「研究しよう!」と投げかけ、共に語り続けながら、その人自身の生き方をさわやかに肯定するという視点を一貫して取り続けています。こういった視点は、向谷地さんがお若いころ実存哲学に傾倒していた影響があったからだと思いますが、患者さんとともに人生を歩む中でその苦しみ悶えた汗や涙、咆哮のなかからおのずと生まれた泥にまみれる結晶のようなものに感じられます。

向谷地さんは「技法以前」という本のなかで、自分たちのやり方を「ナラティブ・アプローチ」と軌を一にするものと書いています。向谷地さんは自分の手法を「語りのアプローチ」と位置付け、ナラティブ・アプローチの、「言葉が現実を変える」という壮大なテーマにさえ、「すでに我々がやっていたこと」とさらりと言ってのけます。

         


この「言葉は現実を変える」ということは、私が目指すアプローチにも近いものがあります。私が目指したい方向は、「思いが人を変える」、もっといえば「これこれこういう思い(思いの内容)と、どういうふうな仕方で思うか(思い方)で、人が変わる」ということに関心があります。
「言葉や思いが人を変える」これは、ごもっともと言いたいところだし、こういう言葉には一種迫力があり考えるだけでワクワクします。しかしこれはテーマや思想、イデオロギーたりえども、臨床方法として活用するにはまだ足りないものがあります。それはつまり「語り」にも「語り方」によっては、変わらない場合もあるし、さらにいえば、もっと悪く変わってしまうこともあるからです。
ですから、心理学的な臨床技法として「どのようにしてそれを語れば(思えば)、その人が望むように人の心が変わっていくか」という視点を追求していくのが、我々の役割なのかなと思っています。


いやいや少し熱く語り過ぎました(笑)
冷たいスイカでも食べて、夏を満喫しつつ、涼風を感じたいですね。

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