ぶどうの木のあれこれ

カウンセリングルーム『ぶどうの木』へようこそ。

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荒れ野の中に  

変更になりました→ 来月の中旬あたりに1週間、被災地の岩手に支援のためむかいます。
皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。
どうぞご理解のほど、よろしくお願いします。

震災があってからいろんなことをずっと考えています。

地震のこと  災害のこと 仕事のこと  家族のこと 人々のこと 日本のこと 世界のこと  心のこと

考えては、動き、また考えては悩み・・

答えは出てこないのに、勝手に考えてしまい、頭が痛くなってきます。


巨大地震が起きて、一ヶ月とちょっと経ちました。

この間、私もいろんな気持ちや考えで心がいっぱいになってしまい、ちょっと変になっていました。

「自分がやれることはなにか」という考えに答えが出てこなく、悶えていました。今もそれは続いていますが・・

しかし、たった一つですが、答えが出たものがあります。

私たちは人々とともに生きている。

災害がもたらしたものは、他人に対して自分の気持ちや自分の思いが遮ることなく、躊躇なく素直になれ、自然になる。

4月11日。ちょうど大地震が起きてから一ヶ月たった日。

大きな余震が何度も起きました。

夕方大きな地震が発生したとき、私は東京のバスの中に居ました。すごく揺れました。

いっせいに携帯の緊急速報音が鳴りました。バスは立ち往生しました。バスのなかは、一瞬静寂に包まれ、そしてざわざわ
とし始めました。見渡すと、皆知らないもの同士が、にこやかに話しています。

私もたまたま隣に座ったおじさんと、話し始めて、降りるまで会話していました。

「まだ大きい地震が来るね~」

「お仕事の帰りだったんですか」

「実は私は、○○書店のものでね」

「うちの家族は~~でね」

などなど、地震の話から身の上話まで、延々話してました。地震が起きたから、つい不安で誰とでもいいから話して、自分の心の不安を軽減したくなる、という心の現象は簡単に説明がつきます。

しかし、こんな陳腐な解釈はどうでもよく、人とのつながりがこんなにありがたい、人の気持ち、息づかい、言葉、視線、声がこんなにも嬉しい。

あんまり経験したことがなかったことです。

いままで知り合いではあったけど、この地震の影響かどうか、何だかグッとある人と距離が近くなり、親密になるなんてことが起きています。みなさんも同じような経験をしているかと思います。

たかが他人。されど他人。

私も、この数日で、いろんな人々の輪やつながりや、ネットワークができ、柄にもなく(?)、それに嬉しさを少しづつ感じ初めています。


荒れ野の中に
一本の細い泉が通り、少しづつ枝分かれして、広がっていき、大地を潤していく。


未曾有、空前絶後の大災害。
一瞬にして、大地も、そして私たちの心も荒れ野になってしまいました。

この状態は当分続くでしょう。
でも、いつかその荒地に、わずか一本でも泉が通るときが来ることを信じ続けたいと思います。
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